第4回支部独奏会 平成30年 8月25日(土)河内長野市観心寺今回は流祖が慷月調を作曲された観心寺で開催。
午前中、地元の浦田冬山さんの案内で観心寺境内を散策。
皇室や楠木正成とゆかりの深い寺で宝物館も見学した。
昼食後、藤田紫山支部長の指揮で八千代を合奏し、その後大庭顧山顧問の指揮で
慷月調を合奏し、抽選順でそれぞれの曲を演奏した。
- 藤田紫山 木枯
- 金川康宇山 朝の海
- 古西輝山 木枯
- 松本顧楓山・稲田顧静山・渥美顧華山 風の色
- 松永顧雨山 神仙調短章
- 浜平杞山 鶴の巣籠
- 熊本光雨山・岡田侊雨山 遍路
- 松藤倖雨山 五丈原
- 高島峰山 つむぎ唄
- 髙田琮山 深山ひぐらし
- 砂川雪山 木枯
- 浦田冬山・福本峰山 紅葉
- 中川星伊山 木枯
- 大庭顧山・松永顧雨山(三絃) 明鏡
コンクール課題曲の木枯も数人あり、それぞれが自分の個性ある曲の演奏もあり、
観心寺の拝殿の風が吹き渡る中で楽しく時間を過ごした。
圧巻は松藤倖雨山さんの五丈原で、ご自身の尺八のテープをバックに『祁山悲秋の
風更けて・・・』の歌を朗々と歌われたことであった。さすがに詩吟の先生である。
また、松永顧雨山さんの三絃の演奏を初めてお聞きし、杵屋正邦作曲の難しい曲を弾き
こなしておられるのに感心した。
(記事 藤田紫山)
![]() |
![]() |